那覇市にある首里城公園は、首里城を含む建物と公園全体の総称です。沖縄の9つの世界遺産の一つですが、世界遺産に登録されたのは正式には首里城跡です。
14世紀に築城された首里城は、沖縄のグスク(城)の中でも最大級の大きさです。
また、公園と言ってもいわゆる子供が遊んだりするような公園が併設されているのではなく、首里城の一部の庭園といった感じです。
首里城には無料駐車場がなく有料です。また、見学エリアは無料エリアと有料エリアがあります。基本的には有料で見ることをオススメしますが、『観光スポットだから何となく行ってみるか』程度であれば、無料エリアでもある程度は、楽しんだり写真を撮ることが出来ます。
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首里城公園の基本情報
住所 | 沖縄県那覇市首里金城町1-2 |
交通 | 那覇空港から車で約10分 モノレール「首里駅」or「儀保駅」から徒歩約15分 |
駐車場 | 有料(バス以外は320円) |
料金 | ◆無料で見学できるエリアもあります。 大人 820円 高校生 620円 小・中学生 310円 6歳未満 無料 |
電話 | 098-886-2020 |
営業時間 | 4月~6月(8:30~19:00入館締切18:30) 7月~9月(8:30~20:00入館締切19:30) 10月~11月(8:30~19:00入館締切18:30) 12月~3月(8:30~18:00入館締切17:30) ※時期とエリアによって細かく分かれているので公式サイトを参照ください。 |
定休日 | 首里城公園施設の一部休館日:毎年7月の第一水曜日とその翌日 |
滞在目安 | 1~2時間程度 |
公式HP | http://oki-park.jp/shurijo/ |
その他 | 段差があるので、ベビーカーは厳しいです。 スニーカーの方が良いです。 障害者専用トイレあり |
案内パンフレットのPDFも参考にしてください。
沖縄のモノレール「ゆいレール」を使うことで、那覇市内からはアクセスが容易です。ゆいレールは那覇空港から那覇市中心部の県庁前を通り、東部の首里駅まで続いています。
また、首里城公園には売店があり、ここでしか買えない各種おみやげを買うことができるので、ぜひ寄って行きたい場所です。
足場が悪いところもあるのでサンダルよりもスニーカーがオススメです。
首里城公園の無料エリアと有料エリア
こちらが、首里城公園の無料エリアと有料エリアです。
※画像は公式サイトから引用
引用元 http://oki-park.jp/shurijo/guide/51
有名な正殿は有料エリアです。首里城の正殿で写真を撮りたければお金を払う必要があります。
首里城公園の写真とみどころ
首里城は周囲より一段高い丘の上にあり、遠目から眺めても巨大な建物の姿を確認できます。
首里城の正殿
首里城の中核を成すのは、朱色に彩られた正殿です。幾度と無く火災にあって再建されてきましたが、太平洋戦争中の1945年にも焼失し、現在見られる正殿は1992年に再建されたものです。
正殿内部には琉球王の玉座も再現されています。屋根の上にも内部にも龍の像が見られます。首里城に立っている大龍柱は龍の姿をした柱のことです。正殿の再建と同時に、正殿に至る石の城郭や、木造の守礼門なども再建がされ、元の荘厳な雰囲気の首里城が蘇りました。日本ではなかなか見られない、琉球風であり中国風でもあるような独特な印象の建物となっています。
首里城の高台からの眺めは絶景
城壁は最も高いところで15メートルにもなり、総延長は1キロを超えます。日本ではほとんど見られない石造りの巨大な長城であり、実際に城壁に登ったり触れたりして、昔の雰囲気を感じ取ることが出来ます。
知られざる首里城のパワースポット「京の内」
京の内は、琉球城発祥の地と言われ、琉球王国が発展していったエネルギーが流れ出ている聖域なのだそうです。パワースポットに興味がある方にはオススメです。
世界遺産は首里城跡
世界遺産に登録された首里城ですが、正確には首里城跡が世界遺産です。首里城といってイメージするあの立派な正殿は復元されたもので世界遺産ではないです。この写真の遺構が世界遺産に登録されたものです。
首里城公園の周辺の観光地や飲食店
首里城公園の敷地内に、同じく世界遺産の園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)、玉陵(たまうどぅん)があります。玉陵は若干歩きますが、セットで観光するのがオススメです。
また、近くには識名園があります。識名園は都会の那覇にはあるとは思えない癒しのスポットです。
飲食店では、すぐ近くにある首里そばが有名です。
沖縄観光スポット一覧の記事や【沖縄観光×ビーチ×グルメマップ】を是非参考にしてください。