座喜味城跡(ざきみぐすく・ざきみじょう)は、沖縄の9つの世界遺産の中の一つです。
ぐすくとは城のことです。
座喜味城跡は、無料で見学できますし、そんなに広くないので1時間以内で見終わります。急げば20分程度で一通り見れますので、近くを通った際に寄ってみるのも良いと思います。
座喜味城跡の基本情報まとめと歴史
住所 | 読谷村字座喜味708-6 マップコード 33 854 277*11 |
マップ | |
入場料 | 無料 ※民族資料館は別途入場料200円 |
駐車場 | 無料 |
滞在時間 | 1時間以内が目安と思います。 |
電話 | 098-958-3141(歴史民俗資料館) |
公式HP | 読谷村観光協会 |
見学時間 | 基本いつでも見れます。 |
定休日 | なし |
認定 | 世界遺産 続日本100名城 |
その他 | ベビーカーは厳しいです、トイレはありますがキレイではないです。 |
座喜味城跡は2000年11月に世界遺産に認定されています。私は今年の春に初めて訪れましたが、外国人観光客の方も多いですね。城壁の上をずっと歩いている方やアーチ門の木陰で景色を楽しんでいる方が大勢いらっしゃいました。
座喜味城の歴史
座喜味城は、読谷山の按司(あじ)護佐丸(ごさまる)が築城したとされている城で、琉球石灰岩の切石が積み重ねられた城壁が特徴です。
1416年~1422年の間に築造した城(グスク)です。
按司とは、琉球時代にあった称号・位階の一つで王族ですのでかなり高位です。王族のうち王子の次に位置します。
護佐丸は、沖縄の別の世界遺産の中城城で初めて知ったんですが、琉球のグスク時代の重要な人物です。
読谷村民族資料館が併設
座喜味城跡には読谷村民族資料館も併設されており、200円で入館することもできます。
沖縄といえば海というイメージですが、沖縄の歴史を勉強するきっかけになると思います。学校では琉球の歴史はやらないので、予備知識が全くなく自分で調べないとならないですが、大人になると歴史って面白いなとつくづく感じます。
座喜味城跡の写真と見どころ
座喜味城の見どころは何といっても高台から見下ろす景色です。
入口から順番に写真で説明していきます。
車で読谷村の住宅地を抜けた小高い山の上に座間味城跡はあります。
駐車場は広くないです。もう一か所駐車場がありますが、そちらの方が広いです。(一通を進んだ奥にあります。)
「史跡 座間味城跡」の石碑を見ながら石段を上り松の並木道を通り抜けると城壁が見えてきます。
門はアーチ形で、くさび石をはめ込んで強度を増やす工夫がされています。
このアーチ形の門をくぐり抜けていくのですが、「くぐり抜けていく」城跡は沖縄に数ある城跡の中でもとても珍しいそうです。またこのアーチ越しに見る景色は、どの角度から見てもとても雰囲気が出ています。
1つ目のアーチ門をくぐると城壁に囲まれた芝生の広場に出ます。石垣がとても綺麗に積み上がっているのを間近に見ることができます。2つ目のアーチ門をくぐる前に後ろを振り返ると、芝と松の緑、城壁の曲線美、空の青がとても綺麗です。
2つめのアーチ門をくぐり城跡の最上階へと向かいます。絶景ポイントが近づいてきました。
2つ目をくぐり抜けると、この場所も緑の芝が広がっています。
ここから備え付けの階段を上り城壁の上に行くことができます。高いですし、立ち入り禁止の場所もあります。落ちたら普通にケガしますね。
駐車場から、門を2つくぐって高台の景色を見て、また戻ってきました。30分程度でも十分楽しめます。
ちなみに、城の周りにはベンチもあります。お弁当を食べようと思えば食べれますが、私が行ったときには誰もいませんでした。
トイレはこんな感じです。
帰りに気づきました。座喜味城跡の入り口の階段手前のところに展示されています。↓↓
サーターグルマというサトウキビを絞る車のことです。牛や馬に引かせたたそうです。
ここまで写真で説明してきましたが、動画で見てみるのが早いですね(笑)
座喜味城跡近辺の観光地
座喜味城の近くには、体験王国むら咲むら、残波岬、やちむんの里、真栄田岬などがあります。
沖縄観光スポット一覧の記事や【沖縄観光×ビーチ×グルメマップ】を是非参考にしてください。